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良くある質問(FAQ)

― DSP,DSK全般(DSP,DSK,EVMなど) ―

Q. DSK,DSPって何ですか?違いは何ですか?
A. DSKとは「DSPスタータキット(DSP Starter Kit)」の略称でテキサス・インスツルメンツ社(TI社)が発売している、DSPの評価ボードです。(その為DSKとDSPの意味は全く異なります。)
評価ボードには、高性能DSP、SDRAM、FLASH メモリ、オーディオCODEC(AD2Ch,DA2Ch)の他、USBから行えるオンボードエミュレータが一体型になっています。また、Code Composer Studio (CCS)という統合開発環境も付属しており、DSKを購入するだけで、全てのDSP開発環境が揃います。
(個別に購入し、同様のシステムを揃えようとすると、DSKの20倍以上の予算が必要です!)

DSPの初期評価してみたい、基礎研究にDSPを使用したいという方にDSKはおすすめです。



Q. EVMって何ですか。
A. DSPの評価ボードです。(システム評価に有用) Evaluation Moduleの略称で、主に特定アプリケーション設計の為に使用するボードです。(例:ビデオ画像圧縮/伸張システム、デジタルカメラ、MP3プレーヤーなど)
EVMにはCCS、エミュレータ機能が付属されていない為、別途、用意する必要があります。



Q. DSKの詳細情報を知りたいです。
A. DSKはテキサス・インスツルメンツ(TI)から発売されていますが、DSK,エミュレータなどの製造は米国スペクトラムディジタル社で行っています。(CCSはTIです。)
DSKに関するサポートページもありますのでご参照ください。
SpectrumDigitalトップページ http://www.spectrumdigital.com/
SpectrumDigitalサポートページ http://support.spectrumdigital.com/



Q. どのDSKを使用すればよいか分かりません。おすすめの機種を教えてください。
A. TIからさまざまな種類のDSKが発売されているため、購入時に混乱してしまうと思いますが、それぞれに売りがあります。

・C6713DSK
浮動小数点 クロック225MHz
書籍などで多数取り上げられており、多くの情報が得やすい。
浮動小数点アキュムレータを内蔵しており、アルゴリズムの研究などで利用しやすい。
ポピュラーなデバイスです。
プログラムはDSP/BIOSを使用しなくてもC言語のみでも記述ができます。(勿論、DSP/BIOSも使用できます。)
入手性:良

・C6416DSK
固定小数点 クロック1GHz
DMA、割込みなどのペリフェラルが6713とほぼ同じ為、6713の情報を利用できる。
DSKも6713DSKと同様の構造になっており、使い勝手がよい。
固定小数点演算がほとんどの処理の場合に向いたデバイスです。
プログラムはDSP/BIOSを使用しなくてもC言語のみでも記述ができます。(勿論、DSP/BIOSも使用できます。)


・C6455DSK
固定小数点 クロック1GHz
DSKに128MBytes DDR2メモリ搭載
DSPペリフェラルが大幅に変わりました。(機能が大幅に増えた為、慣れるまで難解です。)
プログラムはDSP/BIOSの使用が前提です。


C5510DSK
固定小数点 クロック200MHz 省電力
5510DSPデバイスコストが安い為、量産品、製品化を目指す場合に向いたDSKです。
固定小数点200MHzデバイスである為、アルゴリズムがある程度固まったものをスピードや精度を加減しながら実装していくのが良いと思われます。

(2007/12/27現在)
TIドキュメント、参考文献、書籍、情報の多さ、プログラムの組みやすさを考慮すると、DSPの入門者にはC6713DSKがお薦めです。新規購入の際のご参考になれば幸いです。



Q. DSKの購入方法について教えてください。
A. TIまたはTI代理店にご相談ください。
(電子部品販売業者:Digi-Keyにて扱ってもいます。)

弊社製品DSK拡張インターフェースボードをご購入で、ご希望の方には、弊社製品とDSKをバンドル(組合せ)して納入することも可能です。
その際、DSKとの総合調整済みの製品を納入させていただきます。

なお弊社から、DSPスタータキット単体での販売は行っておりませんので御了承ください。



Q. DSP, DSKの参考文献を教えてください。
A. お薦めの書籍は以下のものです。
@「DSP Cプログラミング入門―組み込みシステムコーディングの基礎 」瀬谷 啓介 (著),技術評論社
C6211/C5402DSKを使って説明してありますが、DSPプログラムの作り方、コンパイラ、リンカの仕組み、DSP/BIOSの使い方の説明がわかりやすく書いてあります。
http://www.tij.co.jp/DSP/dsp_cp/index.htmに上記本の演習プログラムを6713/6416用に対応させた演習データが置いてあります。

A「C言語によるディジタル信号処理入門―Code Composer Studioを使ったDSPプログラミング」三上 直樹 (著),CQ出版
各種ディジタル信号処理アルゴリズムをDSKに実装・評価しています。C6711DSKを使用しています。

B「TMS320C6000活用ハンドブック―マルチメディア処理向けDSP」服部 基保 (著),CQ出版
6000シリーズ、DaVinciシリーズを中心とした書籍です。ハードウェア,ペリフェラル,ソフトウェアについて幅広く説明してあります。詳細については記述されていない為、機能の概要を知る上でのガイドブック的に使用すると良いです。(中級者向け)
プログラムを最適化/高速化するためのテクニックも書かれています。

--
DSKの使い方がステップバイステップで書いてあるので@が是非お薦めです!




Q. DSPのセミナーについて教えてください。
A. TIではDSPのセミナー/ワークショップを頻繁に開催しています。(代理店主催のも有ります。)
DSPの入門者向けから、製品紹介、テクニカルセミナーなど幅広いレベルで開催しており、有益な情報を直接聞くことが可能です。
ビギナー向けのDSPベーシックセミナーは、AD/DA,DSPの原理から説明し、FIRフィルタなどの説明を交え具体的に解説をしております。
経験者向けには、DSP/BIOS集中コース、C6000集中コースなどがあり、技術的な知識を身につけることができます。
(無償セミナー/有償セミナーが有りますが、いずれも内容は濃いです。)
セミナーによっては、座学だけでなく、DSKを使った演習、デモンストレーション、質疑応答なども行っていますので、ユーザーの疑問を解決に役立ちます。是非ご活用ください。

日本TI Home > DSP製品トップ > DSPセミナー/ワークショップ

また、TIではオンライントレーニングのページも有るので併せてご参照ください。
TI Home > デジタル・シグナル・プロセッシング > オンライン・トレーニング:DSP の基礎



(08/01/10更新)


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